白髪染めを長持ちさせる5つのホームケア方

せっかくきれいに染めた白髪。できるだけ長く美しい状態をキープしたいですよね。
今回は、当サロンのお客様からも「効果があった!」と評判の、自宅でできる簡単なケア方法を5つご紹介します。
毎日のちょっとした習慣で、染めたての美しさが格段に長持ちしますよ。

1. シャンプーを白髪染め用に変える

白髪染めを長持ちさせる最も重要なポイントは、シャンプー選びです。
通常のシャンプーは洗浄力が強すぎることが多く、せっかくの色素が流れ出やすくなってしまいます。

白髪染め用シャンプーは、髪と頭皮に優しい洗浄成分を使用しており、カラーリングの色持ちをサポートする成分が配合されています。
サロンでおすすめしている製品は、アミノ酸系の洗浄成分を使用し、色素の定着を助ける成分が入っているものです。

💡 プロのワンポイントアドバイス

シャンプーは38度以下のぬるま湯で行いましょう。熱いお湯は色落ちを早める原因になります。

2. 週に1〜2回のトリートメントパック

白髪染めの後は、髪のキューティクルが開いた状態になっています。
定期的なトリートメントパックで、キューティクルを整えることで色素の流出を防ぎ、同時に髪に潤いを与えることができます。

  • トリートメントを髪全体に塗布したら、ラップやシャワーキャップで覆う
  • 10〜15分程度放置(可能であれば温めるとより効果的)
  • しっかりとすすぐ

3. 紫外線対策を徹底する

紫外線は髪の色素を破壊し、白髪染めの退色を早める大きな要因です。
特に夏場は紫外線が強いため、外出時の対策が重要になります。

髪用のUVスプレーや、帽子、日傘などを活用しましょう。
また、プールや海に行く際は、事前に髪をしっかり濡らしてからコンディショナーをつけておくと、塩素や海水から髪を守ることができます。

4. ドライヤーは低温設定で

高温のドライヤーは髪にダメージを与えるだけでなく、白髪染めの色落ちも早めてしまいます。
ドライヤーを使う際は、以下の点に注意しましょう:

  • タオルドライでしっかり水分を取る
  • ドライヤーは低温設定(60度以下)で使用
  • 髪から15cm以上離して使用
  • 最後は冷風で仕上げる

💡 プロのワンポイントアドバイス

マイナスイオンドライヤーを使用すると、髪への負担が少なく、艶も出やすくなります。

5. カラーリング専用のスタイリング剤を使う

スタイリング剤も、白髪染めの色持ちに影響します。
アルコールが多く含まれているものは避け、保湿成分や紫外線防止成分が配合されたものを選びましょう。

特におすすめなのは、カラーリング用のオイルトリートメントです。
髪に艶を与えながら、色素の流出を防ぐ効果があります。

まとめ

白髪染めを長持ちさせるためには、日々のケアの積み重ねが大切です。
今回ご紹介した5つの方法は、どれも簡単に実践できるものばかりなので、ぜひ今日から始めてみてください。

また、定期的なサロンケアと組み合わせることで、より効果的に白髪染めの美しさを保つことができます。
お悩みがございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。

この記事を書いた人

尾下 敏広

尾下 敏広

副社長

美容師歴20年以上。サロンワークに加えて、メーカーでの薬剤開発や教育にも携わる白髪予防カラーのスペシャリスト。資生堂SABFA卒業後は、コレクションやコンテストでも実績を重ね、全国の美容師への講師活動も行う。ブログでは「今ある髪を美しく保つ」ための技術と知識を発信しています。

髪のお悩み、
プロにご相談ください

当サロンでは、お客様一人ひとりの髪質や髪の状態に合わせた最適なケアをご提案しています。

いますぐ予約する
ご予約は
こちら