今日は、頭皮環境と髪の関係性について。――髪だけを見ても、美しさの本質は見えてこない。

  • 白髪染めにも関係してくる大切な事

1️⃣ はじめに

美容師をしていて、よくこんな言葉を耳にします。

「髪がパサついてきた」
「最近ツヤが出にくくなった」
「ボリュームがなくなった気がする」

多くの方は、髪の悩みを“髪そのもの”の問題として捉えがちですが、
実はその多くは 頭皮環境の乱れ から始まっています。

僕は常々思うんです。
“髪を変えるには、まず土台を整えること”。
髪は「頭皮」という大地が健康であってこそ、美しく育つんです。


2️⃣ 髪は「生えている」のではなく「育っている」

髪は「皮膚の一部」です。
つまり、頭皮の状態がそのまま髪に反映されます。

血行が悪くなると、髪に栄養が届かなくなる。
皮脂や汚れが毛穴に詰まると、髪の成長サイクルが乱れる。
紫外線やストレスで頭皮が酸化すると、白髪や抜け毛が進行する。

どんなに良いトリートメントをしても、
“土台が整っていなければ”結果は一時的なんです。


3️⃣ 頭皮環境が乱れるサイン

✅ かゆみやフケが増えた
✅ 髪がペタンとする
✅ 白髪が増えた
✅ 根元の立ち上がりが弱い
✅ カラーが沁みる

これらはすべて、“頭皮がSOSを出している”サインです。
「髪が変わった」と感じるタイミングで、
実は頭皮の環境も変化しています。


4️⃣ 僕の経験から感じること

美容師として、お客様の頭皮を見てきました。
健康な髪を持つ方は、例外なく頭皮が透明感のある青白い色をしています。
逆に、酸化している頭皮は黄色く・くすんだ色をしている。

昔は正直、“頭皮の色まで見る必要があるのか?”と思っていた時期もありました。
でも、白髪やダメージで悩むお客様を見ていくうちに確信しました。

髪の変化は「結果」であって、
その原因はいつも「頭皮」にある。


5️⃣ Beautifulで行っている頭皮ケア

僕たちのサロンでは、カラーやトリートメントの前後に
「高アルカリ還元水」や「特殊な水素パウダー」を使って
頭皮の酸化をリセットしています。

酸化を取り除くことで、
頭皮の血流がよくなり、細胞が活性化。
結果、髪の立ち上がりやツヤが格段に変わります。

“髪を染めながら、頭皮を守る”――
これが、白髪改善ソムリエ®の考える “酸化させない白髪染め” の基本です。


6️⃣ お客様の声

「最近、根元の立ち上がりが変わった!」
「前よりもツヤが出やすくなった」
「頭皮マッサージが気持ちよくて眠ってしまう」

こうした声をいただくたびに、
頭皮ケアの大切さを改めて感じます。

髪だけを見ていた頃よりも、
“人そのもの”と向き合えるようになった気がします。


7️⃣ 僕の想い

髪は、心と同じで「根っこ」が大切です。
頭皮という根を大切にすれば、髪は必ず応えてくれます。

そして僕は、ただ髪を綺麗にする美容師ではなく、
**“髪の未来を守る美容師”**でありたい。

だから今日も、頭皮と真剣に向き合っています^^

この記事を書いた人

尾下 敏広

尾下 敏広

副社長

美容師歴20年以上。サロンワークに加えて、メーカーでの薬剤開発や教育にも携わる白髪予防カラーのスペシャリスト。資生堂SABFA卒業後は、コレクションやコンテストでも実績を重ね、全国の美容師への講師活動も行う。ブログでは「今ある髪を美しく保つ」ための技術と知識を発信しています。

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