なぜ白髪染めはアルカリが強いのか?



天文館近くビューティフル市役所前店の織田です。

白髪染めにアルカリが多く配合されるのには、主に2つの理由があります。

1. 白髪の「撥水性」に打ち勝つため

白髪は黒髪に比べてハリやコシが強く、キューティクルがしっかり閉じている傾向があります(水を弾きやすい状態)。この頑固な扉をこじ開けて、染料を芯まで浸透させるために、より強力なアルカリの力が必要になります。

2. 濃い染料を「押し込む」ため

白髪染めは、透明な髪にしっかり色を定着させなければなりません。大量の染料を短時間で髪の内部に送り込むための「ブースター」として、アルカリ剤が重要な役割を果たします。

注意点:残留アルカリによるダメージ

アルカリ剤は髪を膨らませる便利な成分ですが、**「髪に残りやすい」**という厄介な性質があります。

白髪染めを繰り返すと、髪の中に残ったアルカリが数日間じわじわと髪を傷め続け、パサつきや色落ち(赤茶っぽくなる現象)を引き起こします。そのため、白髪染めをした後は、アルカリを中和する「ヘマチン」配合のシャンプーや、酸熱トリートメントなどでケアをするのが非常に効果的です。

最近は「低アルカリ処方」の白髪染めも増えていますが、もし髪のゴワつきが気になるようでしたら、市販品よりも美容室での「アルカリ除去」メニューを検討してみるのが一番の解決策かもしれません。

この記事を書いた人

織田 伸也

織田 伸也

白髪改善ソムリエ® 代表 / インストラクター

美容師歴20年以上 鹿児島で“白髪改善カラー”を発案し、これまで多くの大人女性の髪のお悩みに寄り添ってきました。 白髪をただ「隠す」だけではなく、髪そのものの健康状態を改善しながら、自然な艶と透明感を引き出す独自技術を確立。今では全国的なトレンドの流れを生んだ第一人者として、講師活動や技術指導も行っています。 お客様に心から安心して頂けるよう、丁寧なカウンセリングと寄り添ったご提案を徹底し、 次回予約率90%以上という高い信頼をいただいております。 また、フォト作品やクリエイティブな提案にも定評があり、全国で3名しか掲載されない著名メディアにも選出。 多くのコンテストで受賞歴を持つなど、技術とセンスの両面で評価されています。 髪の変化に不安を感じはじめた今だからこそ、 “これからもっと綺麗になれる”と、自信を持っていただける施術を提供いたします。 安心してお任せください。

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